㈱cocoが提供するGoogleマイビジネスチェッカーを、Googleマップ・Googleマイビジネスゴールドプロダクトエキスパートの永山氏に監修を依頼させていただきました。

それにあたり、永山氏と共同でオンラインセミナーを開催しました。

セミナーの全ての動画と書き起こしへのリンクはこちらからご確認することができます。

目次

GMBチェッカー「投稿」項目設定の注意点

小:ありがとうございます。返信のところをお話しいただきました。次のパートです。最後ですね。

積極的な投稿は、基本的に検索表示順位向上に繋がる。ただし、単純に「多く投稿すれば順位があがる」わけではない

投稿のパートがあるんですけれども、GoogleもGMBチェッカーも数多く定期的に投稿することを推奨しているんですけども、これは投稿をたくさんすると順位が上がったりする、ということはあるんでしょうか?

永:すごいざっくり来ますね(笑)

ちょっと説明が要りますね。

まず、あるかないかっていう言い方をすれば、あります。ただし内容にもよります。

同じ内容をずっと毎日毎日定期的に投稿していても順位が上がるのかって言われたら、それだと効果はかなり限定的なものになります。

もちろん2-3日とかの頻度で新しい情報がどんどん入ってきて、見ている人もめちゃくちゃ参考になっているような(閲覧数やクリック数がきちんとある)状況なら問題ないと思うんですけど。

そもそも「順位が上がった・下がった」という判定には注意が必要で、順位を上げるためだけに大量に投稿することはオススメしない

話が前後してしまったんですけど、順位そもそもの判定って凄く難しいんですよ。

なぜかというとGoogle のローカル検索での順位の変動要素として大きなものに知名度と関連性、距離、それから情報鮮度という4つがあるんですね。4つで考えた時に距離っていう部分があるんですよ。現在位置で順位が変動するんです。

駅の西口と東口ですら下手すると順位が変わるかもしれない(下手すると道を1本違えるだけでも)のに、この順位が上がる下がるっていうのを自分のスマホ環境などで試してチェックしているだけなのは非常に危険です。

(シークレットモードを用いて、距離が干渉しない順位測定はできますが、利用者の行動に則していないので、単純に要素を削るだけにはならない)

Googleが(検索順位に)反映させる要素を紐解くと、投稿からウェブサイトに飛んだクリック数であるとか、そもそも投稿がクリックされて閲覧された数っていうのを増やしていかないといけない”質”も必要なので、(単純な投稿の)数だけではないと思います。

投稿数を増やしたほうがいいのは、「情報の鮮度」を常に最新に保つため

しかし、それでも投稿頻度が評価基準にあるのは、先ほどあった4要素の中の「情報鮮度」の問題で、情報の更新を行っていかないと情報が古く更新されていないとお客様もグーグルも考えるからです。

なので情報の鮮度が必要ということです。
それが順位に影響するという風な直接的な感覚で考え、動かれるよりは、「情報の鮮度がある程度ないと古い情報だとお客様もグーグルも評価しないよね」っていう様な、もっと解釈を広く取っていただいた方より分かり易いかも知れません。

ただ実が伴わない数を上げるっていうのは余り意味が無い事にもなると思いますから、そこだけは注意してください。

投稿は約1週間で消えてしまう。ということは週1回以上の更新が基本となる

今回このスライド画面にも出ていますが、チェッカーをこういう評価基準にさせていただいたのは、Googleマイビジネスの投稿の仕様が最新情報オプションで投稿した場合には1週間で表には表示されなくなるからです。

この部分は、「最新情報は少なくとも1週間に一度ぐらいの割合で入れてくださいね」っていうGoogle からのメッセージだと捉え、情報鮮度はそこを基準に、これ以上にやってるか、やっていないかっていうことで評価を分けさせていただいてます。

3ヶ月や4ヶ月に一度くらいの頻度であれば伝えられる情報が全部は(Googleに対しても閲覧者に対しても)伝わってないと思われるので、評価を変えさせていただいている感じですね。

投稿機能も、写真と同様お客様が必要とする情報を考えていくと、投稿すべき内容はたくさんある

小:ちなみにこれ写真とも同じかぶってしまうんですけれども「投稿のネタがなくなっちゃったという場合、どういった内容の投稿するのが望ましい?」

投稿や内容のコツがあれば教えていただきたいんですけども。

永:Googleマイビジネスは(本来役立ちそうな機能だけど)無い機能がめちゃくちゃあって、例えば駐車場の情報なんかがそうです。これめちゃくちゃ欲しいんですよ。本当に。

なら駐車場の情報なんかは、「なければ投稿機能を使ったり、動画や写真をアップする」とか誘導をしないといけない。そう考えると投稿ネタってめちゃくちゃあるんですよ。

自分たちが思っている以上に、お客さんにはお店の魅力が伝わっていない。例えばHPに書いてある内容は、GMBにも掲載を

実は自分たちが思っている以上にお客さんはナレッジパネル、いわゆる検索結果の店舗情報を見てもすべての魅力が伝わってないんですよね。

店舗にお客さまが来ていただいて施術を受けた料理を食べたサービスを受けた時に「あーそーなんですか!」っていう喜びの声っていうのがあると思います。その内容を(事前に期待感を持てるように)準備できれば、より「ああ、これだったらもっと興味をもってくれる!」っていう状況にできると思うので、この「伝えきれてない情報」を探していただいて、それを書く。

Webサイトなんかもそうですよ。Webサイトで伝えている情報とかでマイビジネスで設定とか告知できていない情報が多分凄くあるので、そういった所に情報を落とし込んで投稿を活用する感じです。

例えば「子供用の椅子がある」といった、細かいけど実はお客様にとって重要な情報がある。そういったものを丁寧に発信していくことが大事

他の機能で言うとバリアフリー情報なんてあんまりないんですよ。

あとは、お子様連れのお客様とかに対応できるように、例えば「子供用の椅子があって」とか「子供用の食器がありますよ」とか「おむつ替えシートがありますよ」なんて言うのはめちゃくちゃ実は欲しい情報なんですよね。

小さいお子様がいるお母さんとかお父さんとしては本当に欲しい情報なんですけど、そういう情報ってほとんど書かれてないので、じゃあこれって(何も書かなくても勝手にお客様に)伝わりますか?って言うと伝わらないじゃないですか。

でも多分そういうお父さん、お母さんは、検索するときに「子連れ ok とか子連れ可」とかのキーワードで検索しています。

じゃあちゃんと情報をきちんと入れていないのに、検索にも引っかかるようになるかっていうとと情報を入れなければ、当然ながら(Googleも認識できないので)引っかかりようがない。じゃあこういう情報をきちんと入れましょうっていう風なイメージを持つと、色々アイディアが見えてくると思うんですよ。多分いっぱいありますよね。

期間限定でない内容で投稿する情報が沢山ある場合には優先順位をつけ、より必要とする人が多そうなものから優先的に投稿を。

高:ホームホームページで発信している情報ってgoogle マイビジネスでも発信していくべきだよねとこれみんな気になる情報のはずなんだから、それは投稿にどんどん入れちゃおうみたいな感じですかね。

永:そうですね、ただ優先順位の問題はありますよ。

あの全部載せる必要はないんですけど、さっきの僕がお話しした中でいうとGoogleに認めてもらう目的でやるのかお客様にに認めてもらう目的でやるのかっていう2種類がありますよねって話をしました。

これが例えば変な話ですけど、すごく大きい駐車場があってバスが停められるって情報があるとするじゃないですか。

それをWebサイトの方には載せている、旅行会社の人はそっちをみるかもしれないんですけど、でもどういう検索経路でたどり着くか分からない。

「バスが停められるか」なんていう内容を情報として求めるって人達っていうのは、そんなに多くない。

じゃあこの人たちの為に貴重な投稿枠を使うか みたいな話で言えば、何でもかんでも全部投稿した方がいいとは言えないんです。(先程の”実”のある内容をという話にも通じる話です)

ただGoogleにバス乗り入れが出来るお店として認識してもらうために、1週間だけはバス駐車場の投稿をするという判断をする場合もあります。(予想外の需要に繋がる場合もありますし、どういう反応になるか試してみるのは良いでしょう。)

必要に応じて、1つのトピックに対して、複数の投稿を行うようなパターンも可能

あとは投稿内容をひとつの要素に投稿をひとつ使うのではなくて、

例えば駐車場についてっていうような形で、例えばどういう形で乗り入れできますとか、第2駐車場あります、とか、決めたところでそれと交えた形でバス乗り入れできますと1行加えるとか、

忘年会とかそういう宴会のシーズンで有れば、密の関係とかあるので今後の配慮は要るでしょうけど、そういった内容の中にバス乗り入れ可能です、とかを、自然な形で文章に入れるようにすると、ニッチなお客様に対応をするわけではないような状態を保ちつつちゃんとグーグルへの配慮しつつ、良い投稿が出来ます。

投稿活用時の写真は、投稿内容に関連があり、注目を引くような写真を設定

高橋:ちょっと今新しく質問が来ていたんですけど、投稿内容に写真が無いよりはあったほうがいいですよね

永:無いよりは、あった方がいいと思います。ただこう、どうですかね、注目を引くものかどうかっていうところにはなると思います。

関連性のないような「じゃあ何かフリー素材を使ったらいいのか」っていうと、そうではなくて、あの何かしら店独自の目線で見たときに利用したくなるような魅力的に思ってもらえる写真っていう前提にはなるでしょうけど。

COVID-19属性の投稿は、ニーズが強く、投稿として目立つため、インプレッションの獲得にもつながる

投稿機能でCOVID-19オプションて言うんですけど、コロナウィルス対策でGoogleが、新型コロナウィルスの対応に関しての最新情報を投稿できる仕組みを作っているんですけど、これだけは通常の投稿枠とは別枠で出ます。

COVID-19オプションの最新情報は写真を入れることができません。

高:ここは表記のあるお店の方が若干優先的に表示される傾向があったりするんですかね?

永:しないと思います。これは投稿内容なので、あるか無しかっていうシグナルよりは(COVID−19属性の投稿が)ないと(ニーズの強いCOVID-19対策状況に関する)情報が伝わらないので、そちらのほうが重要です。

これでランキングとかそのあたりの大きな変動にはなりませんが、投稿記事としては枠的に一番目立つんですよ。インプレッションとしては10倍ぐらい取れます。そっちの方が。

高:みんな気になる情報ですもんね。

COVID-19の影響を受けていない店舗などほぼ存在しないため、何かしらは必ず事実を書いておくべき

永:そうですね。気にある情報でもあるし。

今コロナの影響がないって言うビジネスあんまりなくて。

良い影響も悪い影響も含めて考えると、むしろ影響が無いっていう事も伝えるべき情報だったりするじゃないですか。そう考えると、書かない理由がない。

高:うん、確かに。うちもちゃんと書いたほうがいいですね。

永:書いた方がいいですよ、影響はありませんっていうことも情報だし、影響があったらそれで何かビジネスの業態変更とかを強いられている部分があるんだと思うのでそれを書くっていう。

高:(リモートワーク体制を導入しましたと入力)zoomでの商談をお願いしていますとか。

永:そうですね。COVID-19のインプレッションも同様に数日間で表の表示から消えるので、定期的な更新というか投稿は必要です。

それも情報鮮度の一つなので、定期的に投稿していただいて。

通常投稿と枠は違うんですけど1週間後に過去の投稿の一覧っていうところに行くと同じ画面に掲載されるので、そういう意味では定期更新というイメージで見て頂ければなと思います。

過去に投稿した内容を載せたい場合は、多少文面を変える、等の工夫をしたうえで再投稿するのはあり

高:ちなみにこれ例えばおすすめ商品とかがあったとして3カ月前にそれ載せましたと。それやっぱ消えちゃうじゃないですか。後ろの方にいっちゃうじゃないですか。それをまた3ヶ月後とか1か月後とかにこれオススメ商品なんでってまた載せるのはありなんですかね?

永:そうですね、少し文面変えていただく方がいいですが3カ月前のお客様と、今のお客様っていうのは基本的には違う方で、必ずしも3ヶ月前の投稿を見ているとは限らないので、そういう意味では再度掲載する意義っていうのはあります。

基本的にGoogleマイビジネスに掲載する情報は、現在進行系の情報を載せていかなければ、お客様に”残念感”を作ってしまう

永山:Googleマイビジネスの投稿に関する考え方でいうと

現在 過去 未来 という言い方ができます。

基本的に「イベントが行われました」という報告はSNSとかでは普通にあるんですけど、これをマイビジネスの投稿で書くと「えー行けなかった残念だ」とか「参加できなかった」とか「限定の料理が食べられなかった」っていう残念感しか残らないのでお勧めできないんですよね。

投稿をいつするかっていう所がすごく重要で、何に対してやるか。お客様に対してやるなら基本的に現在進行形(もしくは非常に近い未来)の情報でしか要らないんです。

ただこれが、グーグルに対してちゃんと関連付けて下さいよって意味と、期待を持たせるって意味で考えて展開するなら、いわゆる「x月になったらかき氷はじめます」っていうような先の未来のイベント告知もアリっちゃアリなんです。

なので、誰に向けて、どういう形で、どういう内容で出すか っていう部分は意識していただけるといいかなと思います。

ただ一つだけ、過去の情報を投稿で使う際に有効なのが、いわゆる「通常のオペレーションにおいての紹介」や「行ったサービスの成果」だけは過去の情報を投稿するわけですけど有効に機能します。

お客様の成功事例」のようなコンテンツ投稿は、色んな点で良いことが多い

一番わかりやすい例で言うと整体院。こういう症状の患者様がこられまして、こういう対応、施術を行った みたいな内容は、全然それを過去の内容で(投稿するという選択肢は)ある。

その症状ごとの情報も色々資産として貯まっていくのでそういうところであれば過去事例も意味があるので書いていただくのもいいでしょう。

永山卓也氏について

https://www.facebook.com/tak.nag.lug
https://twitter.com/Tak_Nag_Lug
ローカルビジネスコンサルティング、店舗マネジメント業を行い、 デジタル、アナログ両面で 小売・飲食・宿泊業、観光業に豊富な経験。

各都道府県の地方自治体、地域団体などを中心にセミナー、講演実績多数。
Googleマイビジネス、Googleマップ 、ゴールドプロダクトエキスパート。

「Googleマイビジネスチェッカー」ご利用の方法

下記URLより、cocoへの無料登録をお願いします。
https://cocoreview.com/apply

※GMBチェッカーの機能の仕様上、オーナー権限を持つGoogleIDで連動させますが、この権限について弊社が診断するビジネス情報自体をcocoのツール以外に再利用する事はありません。あくまで便宜上の情報取得と診断、cocoの口コミ集めなどの連動機能のために使うものです。

チュートリアルをステップ3まで完了しGoogleマイビジネスチェッカーに接続すると診断できます。表示される診断結果をヒントに情報整備や施策を行い、ビジネス成功に繋げてください!